「帰ってきた主人」
マタイ24:45〜51
今朝の説教より 「帰ってきた主人」マタイ24:45〜51 主なる神さまは契約を結ぶにあたりアブラハムに命じて、いけにえとして献げる動物を真っ二つに切り裂き向かい合わせに置かせます(創世記15:10)。二つに切り裂くのは、この契約を破るならその者はこれと同じく切り裂かれるということを意味しました。このため契約を「結ぶ」と訳される言葉は、「切る」という字が使われます。 イエスさまは、僕が思いもしない時に主人が帰って来て悪い僕を厳しく罰する、と言います(51)。この「厳しく罰する」と訳されたのは「二つに切り分ける」という意味の言葉です。つまりその前提には、主人がこの僕との間に立てた契約があるのです。 神さまがアブラハムとの間に立てた契約は、その地方の土地をアブラハムの子孫に与える、というものでした。そしてこの契約を立てた神さまの思いは、神の子イエス・キリストの血によって立てられた契約へと引き継がれました。イエスさまによる新しい契約は、このお方が十字架で流した血によってわたくしたちの罪も死も滅ぼし、永遠の命を得させるという契約です。イエスさまは、やがて天の父なる神さまのもとから再びやって来られます。その日イエスさまは、ご自身の血によって贖った者に永遠の命を受け継がせてくださいます。そこでイエスさまは、新しい契約を与えられた者たちが、主人の帰りを待つ僕として、目を覚ましているよう命じるのです。