「新しい命の筋書き」
使徒言行録2:1〜14

 


今朝の説教より 

「新しい命の筋書き」使徒言行録2:1〜14

この日、思いもしないことが起こりました。弟子たちは集まって共に祈りをささげていましたが、このとき聖霊に満たされ、聖霊が語らせるままにほかの国々の言葉で話しだしたのです。

この日は五旬祭という小麦の収穫期に行われる春の刈り入れの祭の日でした(23:16)。旧約の民は聖書に従い、国々から都エルサレムに集まって祭を祝います。この者たちは弟子たちが話すのを聞くのですが、それぞれの国の言葉で、神の偉大な業について語られているのを聞きます。弟子たちは、神さまがイエスさまにおいて成し遂げた、死からの復活という驚くべき神の御業を語っていたのです。

このことは、イエスさまの十字架での死と死からの復活が、国をも時代をも超えて、あまねく価値と意味を持つ神の御業であったということを示します。実にこの時、弟子たちはまさに死んで終わりの命を生きることから死を越えて永遠の命に生かされることへと、命の筋書きを変えられます。これが、弟子たちが聖霊を注がれるという出来事であったのです。

このため、イエスさまが天の父なる神さまのもとから弟子たちへと聖霊を注いでくださいました。弟子の筆頭であるペトロは立ち上がって証言します。「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです(2:36)」と。弟子たちは聖霊を受け、イエスさまの復活を宣べ伝える証人として立ち上がらせていただいたのです。