「神の独り子による救い」
ヨハネ1:14〜18

今朝の説教より (5/3) 

「神の独り子による救い」ヨハネ1:14〜18

使徒信条しとしんじょうはイエスさまについて「我われはその独ひとり子ごを信しんず」と告白こくはくし、続つづいて「処女をとめマリヤより生うまれ」と告白こくはくします。こうして、イエスさまが神かみの独ひとり子ごであるのはその誕生以前たんじょういぜんからであり、さらには天地創造てんちそうぞうの前まえからであるという神秘しんぴを告白こくはくするのです。

ヨハネによる福音書ふくいんしょは天地創造てんちそうぞうの前まえからイエスさまが神かみさまと共ともにおられたと言いいます。「初はじめに言ことばがあった。言ことばは神かみと共ともにあった。言ことばは神かみであった。この言ことばは、初はじめに神かみと共ともにあった(1:1)」。このイエスさまが母ははマリアから誕生たんじょうします。「言ことばは肉にくとなって、わたしたちの間あいだに宿やどられた(1:14)」。独ひとり子ごであるイエスさまが、まことの人ひととして誕生たんじょうしたのです。

このイエスさまには、神かみさまの顔かおの輝かがやきが鏡かがみのように映うつし出だされています。ヨハネによる福音書ふくいんしょは「わたしたちはその栄光えいこうを見みた。それは父ちちの独ひとり子ごとしての栄光えいこうであって、恵めぐみと真理しんりとに満みちていた」と証言しょうげんします。イエスさまが鏡かがみとして父ちちなる神かみさまを映うつし出だしてくださったからです。

父ちちなる神かみさまは天地創造てんちそうぞうの前まえからイエスさまを懐ふところに抱いだいて、面めんと向むかって相対あいたいしておられました。そのイエスさまを、父ちちなる神かみさまはわたくしたちのために与あたえてくださいました。それは、イエスさまが天てんの父ちちなる神かみさまの顔かおの輝かがやきを受うけて永遠えいえんに神かみさまと相対あいたいしておられるように、わたくしたちを懐ふところに抱いだいて永遠えいえんの命いのちに生いかすためであったのです。