「すべてのものの源である神」
1コリント8:6

 今朝の説教より 

「すべてのものの源である神」1コリント8:6 

紀元50年頃、パウロはコリントへ行きイエスさまについて福音を告げ知らせます。当時、コリントの町中には至るところに神々のための社や彫像がありました。町の人々にとってパウロの教えは、外から異質なものを持ち込んだと受け止められてもおかしくありません。それでもパウロが宣べ伝えたのは、すべてのものの源へと遡る希望であったのです。

パウロは教会が礼拝で告白してきた一文を引用します。「わたしたちにとっては、唯一の神、父である神がおられ、万物はこの神から出、わたしたちはこの神へ帰って行くのです。また、唯一の主、イエス・キリストがおられ、万物はこの主によって存在し、わたしたちもこの主によって存在しているのです。」

万物が神から出たのですから、誰もが神を源として生まれました。その自分との関係を父と呼んで表します。これは御子イエスさまがそう呼んだからで、そう祈るよう「主の祈り」を教えてくださいました。わたくしたちはこの父のもとへと帰るのです。

告白文は万物がイエスさまによって存在すると言い、わたくしたちが神へ帰りそこに存在していると告げます。これは未だ見ぬことですが、このため神さまはイエスさまを与え、そうする神自らを示されました。「父のふところにいる独り子である神、この方が神を示された」(ヨハネ1:18)のです。

聖書において信じるというのは、神が示すこの希望へと向かって神を礼拝することにあるのです。