「恵みの一方通行」
ヨハネ14:1〜6

今朝の説教より 

「恵みの一方通行」ヨハネ14:1〜6

使徒信条は、死者の中から復活させられたイエスさまが「天に昇られた」と告白します。神の子イエスさまは天の父なる神さまのもとへと昇られたのです。イエスさまはこれについて弟子たちに予告しました。「わたしの父の家には住む所がたくさんある」、「あなたがたのために場所を用意しに行く」と。そしてまた戻ってきて弟子たちを迎えるというのです。

ただ弟子たちはそう聞いても、イエスさまがこれから去って行くことに心騒がせます。そしてこの夜イエスさまは捕らえられ、弟子たちはイエスさまをひとり残して散ってゆきます。このままイエスさまは明くる日十字架につけられ死んでしまうのです。

けれどもイエスさまは、葬られて三日目に復活させられたお姿を弟子たちへと現してくださいました。イエスさまはまた戻ってきました。そしてこれは、天に昇ったイエスさまがやがて再び来てご自身のもとに迎えるのを約束するものとなりました。

イエスさまは行ったり来たりしますが、それはわたくしたちが父なる神さまへと至る道を真っ直ぐにするためです。わたくしたちは死んで終わるのではありません。死に勝利したイエスさまによって命へと至るのです。もう死に舞い戻ることのない勝利をイエスさまが遂げました。天の父なる神さまがそのふところで顔と顔とを合わせて私を真実に生かします。この道をイエスさまは伴ってくださるのです。