神による救いの歴史
今朝の説教より(3/15)
「神による救いの歴史」
イエスさまは詩編第110篇においてダビデが預言したのを引用します。「主は、わたしの主にお告げになった『わたしの右の座に着きなさい、わたしがあなたの敵をあなたの足もとに屈服させるときまで』」。これは当時の人々が旧約聖書サムエル下7:12 (p.490)などにより、メシア(油注がれた者)はダビデの子であると考えたからです。これに対しイエスさまはダビデがメシアを主と呼んでいると指摘し、メシアは神の子であると指し示したのです。
それは神さまが、死というメシアの敵をメシアの足もとに屈服させるからです。イエスさまはダビデのこの預言の実現として、自らを十字架の死へと明け渡します。このイエスさまを、神さまは三日目に死者の中から復活させ、死に対する勝利を果たしてくださいました。そして死からの復活という、神さまがイエスさまに油注ぐ出来事を通し、神さまはこのメシアが神の子であると宣言してくださったのです。
今や神の右にいますイエスさまがわたくしたちへと呼びかけ、ご自身の死に対する勝利にあずからせてくださいます。もはや死んで塵に帰っておしまいなのではありません。無から万物を創造された神さまがイエスさまによってわたくしたちの死を滅ぼし、復活のイエスさまの命に生かしてくださいます。この呼び声をわたくしたちへと響かせるため、神さまはメシアとしてイエスさまをお与えくださいました。神による救いの歴史がここに届けられてきたのです。