最も重要な掟
今朝の説教より(2/22)
「最も重要な掟」
イエスさまは「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」、「隣人を自分のように愛しなさい」とおっしゃり、これが最も重要な掟だと言います。イエスさまが重要だというのは、これが目指すべき希望だからです。
ファリサイ派も律法を重要と見ますが、それはこの行いによって義とされると考えるからです(ローマ2:13)。いわば神は因果応報だという考えです。ただこれは「親の心子知らず」で神さまが律法を与えた心を解っていません。例えば親は子に対して因果応報でしょうか。親子はそんな関係から始まるのではありません。わたくしたちの造り主はなおさらです。愛をもって命を与え、人の思いを超える眼差しでこの身を見守り、掟の実現へと向かわせます。
この、神の愛を知らせるため、神さまは御子イエスさまを死から復活させました。因果応報なら、我が子を十字架で殺した民に、復活した御子の姿を現してなお愛そうとはいたしません。実に、神さまは人の罪と死を打ち破り、わたくしたちを愛し抜きます。御子の復活はその神の決意表明でありました。
神の愛は、律法を実現する神の御心へとわたくしたちを引き上げます。この道を御子イエスさまが伴われます。「神を愛し、隣人を愛する」という掟は神さまが愛をもってわたくしたちを導く道標です。イエスさまはこの道をゆく私を助け、律法を完成させてくださいます(5:17)。イエスさまはこの希望へと向かってわたくしたちを歩ませてくださるのです。